蓮塾Curio Kids Program~6月 演劇ワークショップ~

2019年6月21日

6月16日、應典院の本堂で演劇ワークショップが行われました。

講師として、應典院で俳優の繁澤邦明さん・沖田みやこさんをお招きしました。

小劇団の方も利用される應典院の本堂で、音響や照明を利用し、本格的な演劇活動にチャレンジしました。

ウォーミングアップとして、想像ゲームを楽しみました。流れてくる効果音が、いったい何の音なのかを当てていきます。電車が踏切を渡る音や掃除機の音、海辺の音などなど。水をコップに注ぐ音を耳にすると、子どもたちの中からは「川の中にものを落とした音」「トイレの音」など、それぞれが想像し思い思いに答えてくれました。

その後休憩を挟み、実際に演劇に挑戦していきます。

お題は「先生、久しぶり!」、何十年後か先の未来に偶然出会った蓮塾の山本先生に、どんなことを話すのかという内容です。

最初は本当に演じられるのかと不安そうな子どもたちも、自分自身と向き合い、将来の自分を想像し、どんな仕事をして、どんな暮らしを過ごしているかを考えていきます。

理想とする将来の自分の姿を想像することで、笑顔が増える子どもたち。

「私は将来パティシエになっているから○○を話そう!」「結婚しているかもしれない!」など色々なことばが出てきます。

そして、スポットライトを浴びながら、演劇が始まりました。

「パイロットになって毎日が楽しい!」という子や、「今はまだなりたいものになれていないけれど、がんばっています。」と話す子、中には「ユーチューバをしているけれど、辞めようと思っている」などなど、決められたことばではなく、自分自身のことばをそれぞれが紡いでいきます。

演劇の世界を楽しみ、表現するおもしろさを感じてくれたことだと思います。

 

今回のキュリオ活動ではメインの演劇ワークショップとは別に、「ドッジボール練習」や「図書室利用」を楽しみました。

ドッジボール練習では、通常のゲームだけではなく、ハーフタイムに上級生を中心にチームが強くなるための練習をチームで相談し、取り組みました。1年生が上手くキャッチできるように力加減をしながらボールを投げる姿はさすが上級生!!

 

図書室利用では、幼稚園時代を思い出しながら、木の香りのする図書室で懐かしい絵本を楽しみました。友だちと大型絵本を楽しむ姿も見られました。

 

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