蓮塾Curio Kids Program~6月 第2回演劇ワークショップ~

2018年6月19日

6月17日、第2回目となる

演劇ワークショップが行われました。

開催場所は、劇団の方も使用されている

應典院の本堂です。

 

講師には、俳優の沖田みやこさん、

演出家・劇作家の繁澤邦明さんをお迎えし、

角居先生が照明・音響を担当してくださいました。

まずはウォーミングアップとして体を動かしてから、

想像力をはたらかせながら様々な音を聞きました。

 

雷の音、お風呂の音、

蝉の声、コンビニの入店チャイムなど、

音を聞くだけで子どもたちの頭の中には

様々な場面が広がっていったようです。

次に、音と光に合わせてグループごとに

演じてみることにチャレンジしました。

まるで深海にいるかのような音と、

神秘的な光の中で、海の生き物に変身です。

 

午後からは実際に舞台に上がり、

「さよなら、せんせい」というテーマで

演劇に挑戦しました。

もしも本当に大好きな先生に会えなくなってしまうのなら

自分はどんな気持ちになるだろう?

見送りに来た駅のホームで何を伝えたいだろう?と、

それぞれの想像をふくらませ、意見交換をしながら

劇を作っていきました。

スポットライトを浴び、鳴り響く発車アナウンスのなか、

劇が始まりました。

大きな声で「ありがとうございました!」と伝えたり、

お別れのハグをしたり、

今までの思い出を伝えたり、

手紙を書いてきました、と手渡したり・・・

緊張している様子もありましたが、

それぞれの表現で思いを伝えました。

終わった後も、「楽しかった!」

「もう一度舞台に上がりたい!」といった声が

たくさん聞こえてきました。

 

効果音や照明が入ることで、よりイメージがふくらみ、

リアルな世界観を感じながら寸劇を楽しんでくれていました。

自分の中におこった気持ちを伝える演劇活動を通して、

表現するおもしろさを感じてもらえたのではないでしょうか。

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