3年生デイキャンプ(防災教育・流しそうめん)
2019年6月7日

去る6月2日に3年生デイキャンプを行いました。今年度は防災教育×流しそうめんという新たな試みにチャレンジしました。
体育館に集合し、学びの予定を全員で確認しました。
その後、一次避難、二次避難の知識を再確認し、今回の防災ワークワークのテーマでもある「避難所」について、学びを深めました。
「避難所でこまることは?」の質問にペアになって話し合いました。
食べ物、飲み物、お風呂、着替えなどが、共通項として上がりましたが、なかには、
「広いところで遊べない」「知らない人とくらさないといけない」という子ども目線での発表もありました。
お昼はお待ちかねの流しそうめん。昨年度夏に実施予定でしたが、酷暑のため中止となったプログラムでした。今回は時期と安全性を考え、今回のデイキャンプでのコラボとなりました。
のどごしの良いそうめんに笑顔がはじけます。
まっちゃん給食さん、全面協力ありがとうございました。
午後からは、ゲストティーチャーとして、当園後援会会長でもあられる、水谷嘉浩さんをお迎えして、さらに深く避難所のことについて学びました。
水谷さんはライフワークとして、長年被災地への支援活動をおこなっておられます。ご自身で何度も被災地を訪れ感じたことを生の声で語っていただきました。
その後、水谷さんが開発され、被災地に支援されている「ダンボールベッド」を全員で組み立てました。
なんと7トンもの加重に耐えられるそうで、子ども達が11人乗っても大丈夫!!
その後、体育館の床とダンボールベッドの寝心地を確認しました。
日本では震災を生き延びることができても、避難所でつらい思いをし、時には亡くなってしまう現実があるそうです。
他国の被災地支援も紹介していただきながら、子ども達なりに自分ができることを考えるきっかけをいただきました。
水谷先生、ありがとうございました!
当初、「防災教育」と「流しそうめん」ってすごい組み合わせだと、思いながらも、水が豊富に使えて、笑顔でそうめんを食べあえる「日常」のありがたさを感じる一日となりました。