蓮塾授業風景~「まわしよみ新聞」づくり~

2019年12月13日

蓮塾では、今年度より新たに冬休み課題として「まわしよみ新聞」を取り上げることとなりました。それに先駆けて、12月11日~13日に授業内で「まわしよみ新聞」を実施しました。

「まわしよみ新聞」とは、みんなで新聞を読み、気になった記事を切り貼りしてつくる、オリジナルの壁新聞です。

コモンズ・デザイナーの陸奥 賢(むつ さとし)さんが應典院で年に一度開催されている総合芸術文化祭コモンズ・フェスタのために発案された「メディア遊び」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生から「まわしよみ新聞」の手順とポイントを説明し、早速グループになって活動スタートです。

まずは「まわしよみタイム」、新聞をみんなで読み、気になった記事を切り取る時間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この記事おもしろい!」「ラグビーっておもしろね!」などなど様々なことばが子どもたちから自然と出ていました。

気になった記事を切り取る子どもたちの表情は真剣そのものでした。

他者とともに新聞を読むことで、これまで気付かなかったことを発見し、子どもたち自身、それぞれの新たな興味・関心を持ってくれたことだと思います。

 

次は「プレゼンタイム」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記事のどこが気になったのか?面白いと感じたのか?という理由を皆で共有する時間です。

オリンピックに関する記事、昔の土器が出土された記事、その他漫画や広告、好きなキャラクターが載っている記事など、児童それぞれの視点で、気になった記事を紹介してくれました。

新聞から感じたことを話し合うことで、相手の考えを理解することにも繋がったことかと思います。

 

最後は「新聞づくりタイム」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分たちで切り取った記事をぺたぺた貼り付けていき、同時にコメント・イラストを書き(描き)入れていきます。ベルリンの壁が崩壊し30周年というの記事の特集を見て、「どうして壁を越える人がいたのかな?」というコメントを添える子もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い思いにオリジナルの壁新聞をつくる子どもたちからは、たくさんの笑顔があふれていました。「まわしよみ新聞」づくりの過程を踏まえることで、コミュニケーション能力も育まれることでしょう。この冬休み、ご家族一緒に楽しく取り組むホ-ムワ-クとして、有効にご活用していただければと思います。

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