7月キュリオ

2020年7月22日

7月キュリオでは、今回2回目のご来園となる、桂 福丸(かつら ふくまる)師匠をお招きし、落語寄席を鑑賞しました。

 

たった一人ですべてを演じきる落語は、究極の話芸とも言われています。

聞き手の想像力で無限に広がる世界がその最大の魅力です。

序盤は、落語のイロハや、小道具などをクイズ形式で紹介していただきました。

その後、子ども向けの演目として「みそまめ」と「ももたろう」を披露していただきました。

 

落語の演目の中には、子ども達が普段使わない言葉が多く出てきます。

今回も「便所(べんじょ)」という言葉に「?」という表情の子ども達。

しかし、その後のお噺の文脈から「ああ、トイレのことか」とつながったようでした。

知らない言葉であっても、仕草や、やりとりから感覚的に意味をつかんで、噺の筋を楽しみ、随所に笑い声が聞こえてきました。

 

 

 

今回もソーシャルディスタンスなどを考慮し、グループを2つに分けて鑑賞したため、もう一つのグループは体育館でゲームを実施。

「○×クイズ」や「ジェスチャーゲーム」など学年を越えて、楽しみました。

 

 

現況を鑑み、感染防止対策を強化したため、当初予定していた高津宮への見学は中止となり、午前プログラムとなりましたが、

友だちや先生と共に「ことば」に親しむ機会となったようです。

福丸師匠の舞台を鑑賞させていただいたことで、日本を代表する伝統芸能の一つである落語を身近に感じることができました。

今回欠席の方にも、来る8月16日予定の福丸師匠の「夏休みオンライン親子寄席」のご案内をお配りします。

ご興味のある方は、各自お申し込みの上、どうぞご鑑賞ください!!

 

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