まわしよみ新聞

2020年12月16日

みなさん、こんにちは。今回のブログは3年生担任の村木が担当します。

先日12月9日~11日に蓮塾授業内で行われた「まわしよみ新聞」活動について、お伝えします。

「まわしよみ新聞」は、コモンズ・デザイナーの陸奥 賢(むつ さとし)さんが発案された「メディア遊び」で、2017年に読売教育書NIE部門最優秀賞を受賞されました。

他者とともに新聞を読むことで、これまで気付かなかったことを発見し、子ども自身の興味・関心の幅が広がります。また、新聞を読んで感じたことを話し合うことで相手の考えが理解でき、より一層の家族の絆が深まります。また、これらの過程を踏まえることで、コミュニケーション能力も育まれ、現代の教育に最も必要とされる「主体的・対話的で深い学び」の育成に通じるものです。

蓮塾では昨年度より実施し、本来は3~4人のグループで実施するのですが、今年度はソーシャルディスタンスを考慮し、活動内容を変更して実施いたしました。

来る冬休み中にぜひご家族で取り組んでいただきたいとの願いを込めて、子ども達にレクチャー形式で内容をお伝えしました。

まずは、一人ずつ、子ども新聞に目を通してもらいました。面白そうな記事はないか、興味津々です。

 

 

続いて、自分が気に入った記事を、ハサミを使って切り取ります。

 

そして、自分が選んだ記事のどこに興味・関心を持ったかを自分の言葉で発表しました。

 

 

その後、友だちの発表を聞いて、思ったことや感じたことを伝えあいました。

もう一つのグループは折り紙を楽しみました。作ったコマを回すのも楽しかったようです。

 

 

 

所々でこまっている1年生をサポートしてくれる場面が見られ、ほほえましく感じられました。

 

「まわしよみ新聞」の話に戻りますが、私自身も昨年末に実家にて、子どもや父(子どもにとっては祖父)と共に取り組みました。

一つの記事からでも、「受け取りかた」はさまざま。記事の感想を述べあうことでお互いの着眼点や関心の深さを感じ取ることができ、ふだんとは違うコミュニケーションをとることができました。

今年の年末年始は何かと、いつも通りという訳にはいきませんが、ご家族で過ごす時間をより有意義なものにしていただけたらと思います。

ぜひ、ご家族で「まわしよみ新聞」に取り組んでみてください!!

※「まわしよみ新聞」取り組みの要項は終業日に新聞用紙とともにお持ち帰りいただきます。

↓ 昨年度の児童作品紹介

 

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