赤色赤光

生活発表会終わる。成果以上の過程こそ。

2019年7月11日

初めての試みとして3学年ごとに開催された、「なつの生活発表会」が本日無事閉会す
ることができました。最終日の最年少さんの舞台に、思わず涙ぐむお母さま方の姿が印象
的でした。
昨年度までの「サマーコンサート」と全く趣旨を違えて、この発表会では保育の成果と
いうよりも、園生活の日常を、その過程をご覧いただくことに重点をおきました。入園・
進級してまだ3ヶ月、新しい学年、クラスとともに育ってきた子どもたちのよろこびをし
っかり見届けていただけたのではないでしょうか。
「子どもとの距離が近いので、はっきり表情がわかりました」とたくさんのお声もいた
だきました。大ホールでは味わえない臨場感も魅力の一つとなりました。子どもたちも普
段使いの講堂だから、緊張を抱え込まず、「実力」を発揮してくれたのではないでしょう
か。
子どもたちの発表の後は、私と佐々木統括主管、永原教務主任3名で、1学期を振り返
りトークセッションを行いました。こちらも初めての試みでしたが、普段の参観ではご覧
いただけない様々な活動の様子を動画にして上映しました。例えば運動会のピラミッドは
どんな練習をしているのか、文化祭の絵画はどのように描かれているのか、発表の「成果
」ではなく、日常の「過程」をじっくりご覧いただくことができました。
大ホールほどの華やかにはかけるかもしれないが、日常の延長線上に子どもたちはそれ
ぞれの花を咲かせてくれました。凡を重ねて、非凡に至る。日々生活を積み重ねながら、
こうして、いのちを磨き上げていくのです。

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