赤バスがやってきた! 2学期スタートまであと2日!
2016年8月30日

新しい赤バスがやってきました。長く使ってきたバスから、新車に交換しました。見た目はほとんど変りませんが、車内はちょっとリッチになった感じがするのは私だけでしょうか。これまで以上に安全運転を心がけてまいります。
8月は幼稚園もお休みをいただいてきましたが、先生方は18日から出勤が始まり、23日の地蔵盆を挟んで、2学期に向けた研修や準備、大掃除など忙しく過ごしてきました。
8月25、26両日は、幼稚園とグループ合同の夏期研修がありました。ここではいつもと違った環境で、園長から2学期の方針を述べるのですが、あらまし以下のような話をしました。
「幼児教育への関心と期待がかつてなかったほど高まってきている。これからの人材の育成は幼少期からであり、そこで育まれるのは「生きる力」(非認知能力ともいいますが)、人間性の基礎基盤である。パドマ幼稚園の実践そのものだが、それを力強く推進していくために、職員はさらに資質を磨かなくてはならない。資質とは、人間性、社会性、専門性の総和である。とくに専門性には、個別の能力だけでなく、チームで一緒に取り組む力、互いを学びあい、育ちあうような力が必要である。また、オリンピックが世界と競うことで実力を知るように、できるだけ外部の教育世界(幼児教育に限りませんが)から相対的に学ぶ姿勢をたいせつにしてほしい。教師の資質は、専門性さえ高ければよいのではない。人間性、社会性交え総合的な資質の向上が望まれる。パドマの先生として倫理観やモラルを確立していく、他者にやさしく自分に厳しい心を育てていこう」
この研修では、他にも教師の保育セッションや防災ワークショップ、また情報セキュリティなど盛りだくさんな学びを得ました。2日間みっちりでしたが、先生たちの向学心と熱意が印象的でした。
翌27日には、恒例のキッズミートアート(KMA)の一環として、初めて赤ちゃんコンサートを実施、「ゆりかごクラシック」と題して、0歳〜2歳の親子約50組が参加しました。ここでも一線の音楽家のみなさんと、パドマの先生たちが共演、多くのご賞讃をいただきました。ハイハイの赤ちゃんが幼稚園にやってくるのは初めてのことで、わずかながら地域の子育て文化振興に寄与できたことをうれしく思います。なおKMAは、28日まで、幼稚園施設を利用して開催されました。
そんなふうに8月の下旬が過ぎてゆき、いよいよ明後日から新学期を迎えます。残暑は厳しいですが、9月の呼び声を聞くと、心にさわやかな風がそよぎます。2学期も赤バス同様、気持ちも新たに、成長への道を進んでまいります。安心と充実の園生活を願って、さぁ、出発!