いつでも還っておいで。小一同窓会。
2012年8月25日
今日はパドマ幼稚園の小一同窓会がありました。総勢67名の元園児たちが、元気に参加してくれました。元担任だった今は小学校教員、元副担だった先生は、今一児の母親。たった一年ですが、時の移ろいを感じます。
でも去年まで幼稚園児だった子どもに、同窓会なんて早くない?と思う人もいるかもしれません。いえ、だからこそ「還る場所」が大事なんだと、私は思います。
今、子どもは生きることがむずかしい。小学校生活を楽しんでくれているだろうけど、でも小さな胸には言葉にできない不安やさびしさがあるのかもしれない。慣れない世界で自分なりの世界観を創り上げていくには、時間がかかるものです。
そんな時、3年間ともに過ごした幼稚園の仲間や先生と再会できることは、どれほど励みになることでしょう。なつかしい、というよりも、子どもなりの自分が生きてきた3年間をふりかえり、自信や元気を取り戻すのです。新たな2学期の小学校生活の生きる糧としてほしいと思います。
人間には「還る場所」大事です。成人したり、卒業したりしてから、家庭や学校の本当の値打ちがわかります。そこには、父がいて、母がいて、先生がいます。そこに「還る場所」と「待ってくれている人」がいるから、子どもははじっくりと成長していくことができるのだと思います。
さ、明日からがんばろう。そして、大丈夫、いつでもあなたの幼稚園へ還っておいで。