赤色赤光

改めて思う。子どもは未来への希望。

2020年4月30日

4月9日から始まったオンライン幼稚園が、30日で一旦配信を終えます。総数57プログラム、総再生数4.3万回を超えますから、好評をいただいたといえるでしょう。初めての試みで撮影や制作には時間がかかりましたが、先生たちが本当によくがんばってくれました。お家にいる子どもたちに届けたい、という一心であったと思います。28日はNHKの情報番組で紹介されたりもしました。

保護者の方々から喜びや励ましのお手紙・メールをいただいたこともありました。

「(子供だけでなく)長男や長女も一緒に配信を楽しみにしており、また毎朝、パドマ体操を行うのが日課となっています。(中略)大好きな先生やお友達に会えないという寂しさを日々感じる中、先生方の元気な声や愛情がたくさんこもったプログラムに心が温かくなり(ます)」

「(子どもは)朝礼が始まると背筋がシャンとするようです。(中略)このような状況の中での撮影に、先生方には大変頭の下がる思いです。先生方のおかげで子どもは、変わらず『パドマ幼稚園大好き!早く先生に会いたいな』と申しております」

こんな非常事態でも、わが子を園生活にふれようとしてくださるお母さんの心に頭が下がります。

果たして緊急事態宣言は解除となるのか、なんとも言えませんが、もし延長となった場合、同様に動画の2クールめをスタートします。これまでとの違いは、学年ごとに「午前中の活動プラン」をご用意しますので、それを元に規則正しい「園」生活を過ごしていただくことです。ご自宅に教材をお届けしますので、「家庭幼稚園」として正規に準じた活動をおうちで始めていただきます。

もちろん小学校のような勉強とは違うので、「できる・できない」が問題なのではありません。個別指導が目的でもありません。お母さんと一緒に教材活動にも取り組みながら、いずれ再開する幼稚園活動への関心と期待をゆっくりと高めていただければと念じます。

これまで経験したことのない新年度の幕開けとなりました。学校園に限らず、各方面でいろいろな困難も生じています。しかし、どんな苦難の中でも、子どもの存在こそ未来へ向かう希望であることを信じて、意思をしっかり持って、ご一緒に幼児教育・子育てに励んでまいりましょう。

 

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