赤色赤光

保育参観のアンケートから。子どもの笑顔に元気をもらう。

2020年11月13日

11月の保育参観が終わりました。4日間の分散と短縮となり、ご不自由をおかけしましたが、保護者のみなさんのご協力あってスムーズに運ぶことができました。

今回から導入したアプリによる参観アンケートにも、早速いろいろなご感想が寄せられています(一部中略)。

▼スピーディで熱のある授業風景を拝見し、感動しました。先生の全体を見渡しながらフォローを入れつつ、スピードを落とさない進行に驚きながらも、それについていく子どもたちから成長を感じ取ることができました。

自宅でも、園で習った歌を歌って聞かせてくれたり、ピアノをひく先生の真似をして見せてくれたりしています。授業を拝見したことで「家で真似しているのは、これか!」と納得し、微笑ましく感じました。(年少保護者)

▼コロナ禍で園行事そのものがなくなっている所もある中、様々な工夫と努力をしていただき開催していただけ、とても感謝しております。やはり、行事で子供は成長するといいますが、まさに鼓隊は成長を感じることができました。それぞれ違う楽器・パートであっても一つの曲をみんなで奏でる一生懸命な眼差しを見て感動いたしました。

参観では、さすが年長だけあり、ものすごい力を感じました。お腹から歌うあの歌声は今でも思いだすと鳥肌が立ちます。毎日の習慣がこんなに力になるのだと感心いたしました。(年長保護者)

▼歌を歌う際に、歌詞を想像して心を込めることや、憧れの年長さんに近づきたいという気持ちなど、年少時よりもまた一段ステップアップした内容に感動しながら拝見させていただきました。目を輝かせて取り組む子どもたちの姿に、参観中何度も涙が溢れてきました。家では見られない子どもの姿に、私自身が刺激をいただいて心が洗われたように思います。本当にありがとうございました。(年中保護者)

世間ではコロナの第3波襲来と慄きますが、幼稚園にはその切迫感が伝わってきません。いや、鈍感であるとか、無関心ではないのです。社会が不安や動揺に揺さぶられるほどに、幼稚園だけは日常を守り通してほしい。子どもたちには普段と変わりなく安心に過ごしてほしい。そういう願いが勝って、脅威や警戒心を解いているのかもしれません。

むろんただ安全の担保だけでは幼児教育といえません。思いがけない事態も乗り越えて、それぞれの学年で見られる成長にもご安心いただけたのでしょうか。

こんなご意見もありました。

▼コロナ禍の中、参観を開催していただき、本当にありがとうございました。不安だった春の自粛期間を思い返すと、今こうして参観させていただいていることが奇跡のようで、心から有り難く感じました。(年少保護者)

▼(コロナ対策に)先生方も手をとられることになり、さらに多忙になってらっしゃるとは思いますが、園児達への教育に手を抜くこともなく、頭の下がる思いです。いつ訪れても全職員の方が気持ちよくきちんと対応してくださり、本当に感謝しております。(年中保護者)

不安は誰しも同じ心境です。わが子を心配するのは当然の親心です。しかし、いろいろな困難はあれど、それを障壁としない子どもたちの笑顔に元気をもらい、また癒されたのだとしたらうれしいことです。

2学期となり、文化祭、運動会と続き、今幼稚園は年末の遊戯会の準備たけなわです。まずは一年の終わりをみな無事で迎えましょう。そのために守るべきことは守らなくてはなりません。ダブル・ウィルスの季節、手洗い、うがい、換気を基本に、幼稚園でもご家庭でも毎日の習慣をしっかり努めてまいりましょう。

ページトップへ