赤色赤光

■緊急事態宣言中の運動について。

2021年9月1日

2学期早々、学校園は第5波の影響を大きく受けています。当園でも感染者が2名判明して、夏休み明けですが、しっかり安全確保に努めてまいります。
2学期の保育活動の方針については、先にコドモンでお伝えした通りですが、ローテーションや全体朝礼が停止となると、子どもたちの体力や運動はどうなるのか、ご心配であろうか思います。夏休み中も外出が抑制されたのだから、せめて幼稚園では、というお声もあるでしょう。保育の先生たちも同じ心境です。

じつは並行して、「呼気を機能させない」中度以下の運動を短時間でも提供できないか、と保育の先生や体育の先生が考えてくださったのが、以下の「体育館あそび」と「分散朝礼」「外あそび」です。

「体育館あそび」は、写真のように体育器具や遊具を使って、3つのゾーニングを3クラスが入れ替わりながらあそぶものです。大声を出さないで、他のクラスと交流しないプログラムなので、飛沫や空気感染を抑制します。今までも見たことのない体育館の模様に、子どもたちは大喜び。これを各クラス2日に1回ずつ設けます。
(写真1、2)
また「分散朝礼」は、写真のように2クラス分散で行う、朝礼の短縮バージョンで、パドマ体操はしっかり欠かさず行います。ここでも発声はしない、隣のクラスと触れあわないという規制で取り組みます。(写真3)もちろん毎日の体育レッスンは週1回(年長は2回)、広い会場で、のびのび身体を動かして続けてまいります。

この時期はまだ熱中症リスクがあり、園庭は長時間使用できないのですが、子どもたちに人気の砂場(夏休みに砂を新調しました)近辺に日除けテントを張って、一回15分「外あそび」の時間を入れています。(写真4)
あと数週間もすれば屋外での活動も徐々に広がっていくことでしょう。また秋の風と一緒に駆けまわる子どもたちの笑顔が楽しみです。
パドマの教育は、まず身体活動を保証することですから、できるところから徐々に取り組んでまいります。

いつまでもこの状況が続くわけではありません。今は子どもたちの体力と気力を育みながら、希望をもって明日に向かっていきたいと念じています。

 

 

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